喫茶店の外観をリフォームするときのコツとは?集客のポイントを解説

喫茶店の外観をリフォームする場合、外観は利用者が入店の決め手とするポイントなので、慎重に行うことが大切です。この記事では、喫茶店の外観をリフォームする際のポイントやコツについて詳しくご紹介します。本記事を読めば、喫茶店らしい外観のつくり方や、集客のコツがわかります。

喫茶店の外観リフォームはどのように考える?

お店への集客を考えるうえで、外観はとても大事な場所になります。なぜなら、街を歩く人に喫茶店であることを理解してもらわなければ、集客につながらないからです。ここでは、喫茶店の外観リフォームについてどのように考えるべきか解説します。

 

喫茶店らしさをつくるには


お客様のなかには、「喫茶店」と「カフェ」にもっているイメージが異なる人もいます。喫茶店といえば、こだわりのコーヒーを出すマスターがいるようなお店を想像するのです。一方でカフェといえば、パンケーキなどスイーツも扱うようなお店を想像します。また、発祥の地であるフランスのパリに似せたカフェも多いのです。

そのため想像しているイメージがカフェであれば、外観にレンガ調の素材を使えばフランスの住宅風を演出できます。パラソルを配置すれば、さらにカフェらしい外観になるでしょう。

利用者の居心地を考えるのも大切であるため、色温度が低いライトを使って落ち着いた雰囲気を出すのもおすすめです。色温度が高い光には活発で明るいイメージがあり、色温度が低い光は心を落ち着かせてリラックスのきっかけをつくります。

開放感を出すには

カフェや喫茶店の利用者が考えることは、人によって違います。パソコンを開いて仕事をする人がいれば、育児の合間にゆっくりと休憩をしたい人もいるでしょう。商談で利用する人がいれば、気がおけない友人と他愛のない話をする人もいます。

 

客席の数を増やすのも集客には効果的ではありますが、一方で閉塞感を与える可能性があるのです。そんなときは、テラス席を作って開放感を与えるのがいいでしょう。穏やかな日差しで温かい日は、テラス席に利用者が集まります。店内の利用者にも開放感を味わってもらうには、テラス席をガラス窓で仕切ってみてはいかがでしょうか。通りからよく見えるテラス席は、利用者への宣伝の効果もあります。

 

斬新なアイディアも時には効果的

喫茶店やカフェの外観を考えるときには、基本的に何のお店かすぐに判断できるようにつくるのが大事だといわれています。とはいえ、時には斬新なアイディアを取り入れるのも効果を発揮するでしょう。リフォームを機に、カフェのコンセプト自体を変える方法もあります。

 

喫茶店やカフェは、他の飲食店と比べて敷居の低さが特徴です。しかし、一般的には思いつかない突飛なモチーフを取り入れれば、唯一無二のお店になり集客につながります。

 

たとえば、最近ではメイドカフェから派生して忍者をモチーフにした「忍者カフェ」があります。また、吸血鬼をモチーフにした「ヴァンパイアカフェ」まであります。斬新なアイディアのカフェをつくる場合は、看板や外観でわかるようにすれば、街を歩く人の目に留まるでしょう。

集客につながる外観とは

ここからは、カフェの外観を集客の視点から掘り下げて解説します。集客につなげるための外観のポイントについて、より詳しく確認してみましょう。

 

利用者が入店するまでの過程を理解する

集客につながるカフェの外観をつくるには、利用者が入店するまでの過程を理解する必要があります。なぜなら、お店の外観で不安を感じてしまうと、利用者は入店しないからです。集客につなげるには、利用者が入店前に3つのポイントを把握できるようにします。

 

1.利用者の興味を惹く外観であること

2.メニューや価格帯がすぐにわかること

3.お店の雰囲気が外から伝わること

 

入店のきっかけが外観である場合も多いので、上記の3つは外観を決めるうえで押さえたいポイントです。

 

3つのポイントを押さえた外観の事例

ここでは、前項で紹介した3つのポイントを押さえた外観の事例を紹介します。たとえば「和」がモチーフのカフェの場合、外から見てわかる場所に野点傘と床几を置くのです。そうすれば、通りを歩く人はすぐに「この喫茶店は和がコンセプトだ」と理解できます。

 

お店の工夫はこれだけではなく、看板に提供しているメニューのイラストを入れるような事例もあります。また、ガラス張りの窓にして、通りから店内の雰囲気がわかるようにする事例もあるでしょう。和の世界観を上手に取り入れながら、入店の不安を取り除いた外観の事例です。

 

建物の2階以上にあるお店でも、工夫によって集客につなげられます。一面をガラス張りにすれば、外の通りからでも2階の様子が少し確認できます。外から店内が見えれば、通りを歩く人は「あのお店は何を提供しているのだろう」と気になります。

 

おしゃれな店名は興味を惹きますが、利用者にとってわかりにくい場合もあります。しかし、看板に店名ではなく提供しているメニューを配置すれば、何のお店かすぐに判断できます。看板に「パンケーキ」と書かれていれば、「パンケーキを提供しているカフェだ」とすぐに判断できます。

まとめ

喫茶店の外観は、集客において大切なポイントであることがおわかりいただけたでしょうか。コンセプトを決めたうえで利用者の気持ちを考えながらつくると、集客につながる外観になります。

 

「有限会社ケイズインテリア」では、店舗のリフォームや内装工事を行っています。集客につなげるための外観についても一緒に検討いたしますので、喫茶店の外観リフォームを考えている方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。