レストランの内装をおしゃれに仕上げるポイント!タイプ別デザインも紹介

繁盛しているレストランは、味がよいだけではありません。内装も個性的で、その雰囲気自体が魅力となっています。しかし内装工事では、決めなければいけないことが多いものです。どのようにデザインを選べばよいのかわからないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

今回はレストランの内装に関わるコツやポイントについて、詳しくご紹介します。

レストランの内装のポイント

ここではレストランの内装を考えていくにあたって、意識すべき3つのポイントをご紹介します。どういったレストランにも共通する、重要事項です。しっかりとチェックしましょう。

 

コンセプトをしっかりと打ちだす

レストランなどの内装を手がける際には、まずコンセプトをしっかりと考えることが大切です。内装なら大まかなテイストはもちろん、壁の色や家具・小物選びまで数えきれないほどの選択を行う必要があります。その際にコンセプトがしっかりしていないと、統一感のない仕上がりになってしまう可能性があるでしょう。

 

またコンセプトのないレストランは、ありとあらゆる人に向けたデザインに感じられます。しかし実際にはだれにも選ばれない、中途半端な内装デザインになってしまう危険性があります。どういった年代の方にどういった場面で利用してもらいたいのか、どのような気持ちで楽しんでもらいたいのかを明確にしましょう。

 

SNSを意識する

 

現在もっとも広告効果の高いツールとして知られているのが、SNSです。ありとあらゆる世代の人が、SNSを活用しながらお店選びを行います。これらを意識した内装にするとよいでしょう。写真映えするような特徴的な家具を1点取り入れたり、豪華なシャンデリアをエントランスに設置したり工夫してみましょう。写真をみただけでどこのレストランか判別できるというような、印象的なものがあればより効果的です。

動線を確保する

レストランの内装は、デザインばかりに目が向きがちかもしれません。しかし効率よく動くための、動線を確保することも大切です。働くスタッフがサービスを行いやすい作りになっているか、両人が使いやすい厨房になっているかどうかも大切なことです。これらは料理の提供にかかるスピードに大きな影響を与えるうえに、顧客の満足度にも直結しています。このようにレストランの内装を考える際には、動線を確保することも忘れてはいけません。

レストランの内装は「色」が重要

レストランの内装デザインを考えるときに重要なのが、色の使い方です。なぜなら色彩は顧客が抱くレストランのイメージに直結しているうえに、食欲にも影響を与えるからです。ここではレストランの内装における色の使い方について、詳しくみていきましょう。

 

食欲と色の関係

食欲と色には、深いつながりがあることをご存知でしょうか。一般的に青系の色は食欲を減退させ、暖色系の色は食欲を増進させるといわれています。なぜなら長い人類の歴史のなかで、真っ青な食べものというものはほとんど存在しないためです。この仕組みを利用して、青系の色を活用したダイエット方法が存在するほどです。このように色の使い方を工夫することで、料理をより多く注文してもらいよりおいしく召し上がってもらえるでしょう。

 

照明の色にも注意しよう

照明の色味も、食欲と大きな関わりがあります。照明における光の色は色温度と呼ばれており、ケルビン(K)という単位であらわされます。この色温度は明るさのことではありません。この数値が低ければより暖かみのある色、高ければより涼しげな色になります。

一般的により暖かみのある色であればリラックス効果、より涼しげな色であれば集中力を高める効果があるといわれています。そのためより食事をおいしく召し上がってもらうためには、暖かい光の照明をとりいれるのがおすすめです。具体的には、2000〜3000Kのものを選ぶとよいでしょう。

 

レストランのタイプ別のおすすめ内装

ここは具体的なレストランのタイプ別に、おすすめの内装デザインをご紹介します。

 

イタリアンレストランの場合

高級なコース料理を提供するリストランテであれば、アンティーク調に仕上げるのがおすすめです。地中海をイメージさせるような白壁や、手作り感のあるインテリアをうまく活用するとよいでしょう。一方でカジュアルなトラットリアやピッツェリアの場合には、レンガやタイルを使ってカジュアルに仕上げるのが定番です。イタリアの国旗の色を使用した、インテリアや小物を取り入れましょう。

 

フレンチレストランの場合

高級なコース料理を提供するレストランは、アンティークスタイルと呼ばれています。より優雅な雰囲気を演出するため、猫脚の家具や高級感のあるカーペットを取り入れましょう。特別にインパクトのある空間をデザインするというよりは、品のよい落ち着いた空間に仕上げるのがポイントです。

 

カジュアルなレストランは、スタイリッシュスタイルと呼ばれています。シンプルで洗練されたモダンな空間になるよう、意識しましょう。とくにコントラストがはっきりとした色を使用することで、よりスマートな印象に仕上げられるのです。

まとめ

今回はレストランの内装を考えるにあたって、知っておきたいことポイントをご紹介しました。訪れた顧客が、食事を心から楽しめるような居心地のよい空間づくりを目指しましょう。

 

「有限会社ケイズインテリア」では、東京都内を中心に店舗の内装やリフォームをうけたまわっております。レストランのコンセプトに合わせて、素敵な空間づくりをご提案いたします。ぜひともお気軽にご相談ください。